SSブログ
前の10件 | -

3年目 [社会人の生活。]

皆様こんにちは。お久しぶりです。

私。いつのまにか社会人3年目になっていました。
過ぎてみれば早いもので、あの嫌で嫌で仕方がなかった大学院を卒業して。
もう。2年以上経ちます。

そのまま就職をし。現在は技術系として普通のサラリーマンをやっております。

大学院の研究とは少々畑違いな業務に従事しておりますが。
なんとかやっていけております。

なんだか久しぶりに自分のブログを見て。
あぁ。そうか。あの時こんな気持だったなぁ。
と。物思いにふけりました。

んで。更新。

また、なんか面白いことあれば。

更新をかけていきたいと思いますので。

よろしくお願い致します。

忘れてたこの感じ。 [社会人の生活。]

 今日。学校から自分宛に封筒が届いていた。この数週間。待ちに待った封筒であった。

 それは。奨学金返済免除申請の結果の封筒である。結果にはこう記されていた。

 「残念ながら貴殿は推薦候補者にはなりませんでした。」

 と。

 3分間。それはもう。物凄く凹んだ。社会人になっての、いきなりの借金。

 私は、大学院時代。出来ないながらも頑張った。つもりだった。国際学会3件。国内学会3件。研究会1件。計7件の学外発表をこなした。件数ではまぁまぁだと思う。しかしながら。私の弱点。それは、論文を1件も出していないことである。

 駄目もとのチャレンジ。

 そんなことは重々承知のはずだった。しかしやっぱり悲しかった。なんか自分が否定されたみたいで。そう。悲しかった。

 でも3分後。

 ある感情が私を包み込んだ。そう。忘れていたあの感じ。反骨心。

 悔しい。悔しい。悔しい。絶対負けねぇ!誰にも負けねぇ!

 社会人になり。なんだかフワフワした気持ちになって。浮き足立って。ニヤニヤして。忘れていた。

 私は優等生でもなく。誠実でもなく。ましてや天才なんかでもない。

 忘れていた。優等生なんかぶっ潰してやるって。それを原動力に。頑張ってきたことを。

 これから。一杯一杯。努力して。一杯一杯。涙をのんで。一杯一杯。失敗して。泥臭く。汗臭く。ぶっ潰してやろうと。思った。




髪。 [社会人の生活。]

 こんにちは。

 いやぁ。全然関係ないんですけど。この前ね。

 髪切りに行ったんすよ。

 社会人の生活としては、仮配属的なものがされたのでね。これは気合の入れ所だってことでね。切ったんですよ。

 髪をね。

 ほんでさ。

 地元の美容室に行ってさ。どんな髪にしようか、雑誌を見てたのね。あの美容室によくある、髪型雑誌ね。

 髪型雑誌のさ。「ベリーショート」っていう項目を見てたんだけどさ。どいつもこいつも私より長いんだよね。

 髪がね。

 今から、髪を切ろうかっていう私よりもね。ベリーショートの彼らのほうが髪が長いってことはさ。

 切る必要なし。

 ってことだよね。

 でもさ。社会人たるものさ。清潔感としてさ。前髪が目にかかったりさ。耳に覆いかぶさったりはさ。やっぱ。まずいのかなって思ってさ。

 仮配属に向けてさ。やっぱ。切ろうって決心したんだよね。

 ほんでさ。

 やっと順番が回ってきてさ。席に通されてさ。店員が雑誌を持ってきてくれたのね。あの「髪切ってる最中どうぞ読んで下さい」っていう雑誌をね。

 その雑誌がさ。

 メンズエッグってどゆこと。

 一番遠いじゃん。全然日焼けしてねぇじゃん。私。髪真っ黒だよ。真っ黒。

 なんだと。ゲイナー持ってこいと。サラリーマンなめてんのかと。こちとら技術系だと。

 思いながらさ。

 髪切ったよ。


久しぶりです。 [社会人の生活。]

 こんばんは。いや~なんだかすごく久しぶりです。なんでこんなに久しぶりかって言いますと。実は私事でいろいろありまして。まぁ簡単に言うと父になりまして。そんなこんなで、大変だったんです。

 さて、ちなみに4月から私ようやっと社会人になりました。いやぁ。長かった。これまでの道のり。実に25年。それほど勉強が好きかって程、学生やってましたが。ようやっと、ようやっと。親のすねかじりから脱出できました。

 また、たまにはイイじゃん。ってな具合で。社会人の事とか。日々のこととか。なんでもないことを。

 書いていきます。

 よろしくお願いします。

辞めようと思った。 [大学院の暮らし。]

 最初の2ヶ月は。そんなことばかり考えていた気がする。
 ついていけないと思った。自分の勉強不足を実感した。

 そんなネガティブなことばかり。考えていた気がする。

 入学して早々に。国際学会。国内学会で発表し。

 チャンスが与えられても。結果を出しても。全く面白くなかった。

 自信もなかった。いや。今でも自信なんて。全くない。

 ただただ。がむしゃらに。与えられたものをこなし。ただただ。がむしゃらに。自分を保った。

 もう終わる。そんなことばかり考えていた気がする。最近の2ヶ月は。
 やっと解放される。もう二度と。もう二度と。

 そんなつまらないことばかり。考えていた気がする。

 今日。2008年2月8日。
 私の。私たちの。修士論文発表会がある。

 いつもの場所で煙草を吸って。なんとなく。

 物思いにふけった。


nice!(0)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:moblog

プランシェの大冒険。 [日記。]

 という絵本を知っているだろうか。

 知っているという方がいたらそれは何かの間違いだ。だってそれは私が小学3年生の時に描いた絵本だからである。

 昨日ちょっと用事があって実家に帰っていた。その時に物置と化した屋根裏部屋をゴソゴソと。探し物をしていた時である。

 ”プランシェの大冒険”

 こんな絵本が出てきた。これは私が小学3年生のときに図工の時間に描いた絵本である。物語の内容はお姫様が悪者にさらわれて、主人公であるプランシェが宇宙に助けに行く。というスペクタクル巨編。
 まさに小学3年生の男の子が好んで描くような内容である。久しぶりに手に取ったその本の感想は内容がどうこうよりも、汚い。であった。
 下書きの字も消さず、それはもう汚い字で書かれていた。しかしそこには思わず笑ってしまう。いや、苦笑いをしてしまう箇所があった。

 それは最初のページ。登場人物の紹介のページである。物語に出てくる登場人物が簡単に紹介されている。そこにはそれぞれの「設定上の年齢」とそれぞれの「好きな事」が書かれていた。

 先ほども触れた通り、主人公プランシェは宇宙にお姫様を助けに行くという、まさにヒーローである。そんな彼の「好きな事」はこう記されていた。

 プランシェ 好きな事:工作

 と。



 そりゃお前が好きな事だろ!!



 と思わず小学3年生の頃の私にツッコミを入れてしまった。
 さらにそのプランシェの仲間である。アトラスなる人物の好きな事。

 アトラス 好きな事:工作



 どんだけーーー!!


 
 まさにこんな時のために今年の流行語は使われるのだろう。まさにどんだけ。どんだけお前は工作が好きなんだ。どんだけお前は図工が好きなんだ。

 と。なんだか懐かしく思ったのだった。


こだわる。 [日記。]

 大雑把な性格だ。私は。

 特に気にしないし、何かにこだわることも少ないと思う。自分では。

 しかし、友人に言わせるとそうでもないらしい。確かに大雑把な性格ではあるのだが。何か妙なこだわりをみせる一面がある。とよく言われる。

 確かにそうなのかもなぁ。と。自分でも思うことが最近あったので、そのことについて書きたい。

 先日。私のシャープペンシルが壊れた。中学生の頃からかれこれ10年近く使用していた、非常に愛着のあるシャープペンシルである。そんなに高いものではなくプラスチックでできた安物であったが、自分の手に馴染んで非常に使いやすかった。

 已む無く、シャープペンシルを新しく買わなければならなかったのだが、それがなかなか決まらない。まず行ったのは大学内の生協であった。
 生協には安いシャープペンシルがいくつか並んでいたが、どれも私の好みではなかった。まず太さが気にいらない。
 私は鉛筆くらいの太さのシャープペンシルが好きだ。細くてスマートで力強い、どこかマラソンランナーのような、きつい性格のモデルのようなシャープペンシルが好きだ。まさにシャープなシャープペンシル。ドクターグリップなんてもっての他。使いにくくて仕様がない。
 そして何より、持つところにゴムがくっついているシャープペンシル。これが気に入らない。せっかくシャープなのに、そこにゴムがあることでそこだけ太くなり、さらにはそこだけ柔らかくなる。あの硬さがいいのに。

 理想的なシャープペンシルの形状としては。細い。持つところにゴムがついていない。好きな色だ。芯を出す時の弾力が気に入る弾力である。この4点のを満たせばいいのだ。持つところが6角になっていたらなお良い。

 たったその4点を満たすシャープペンシルがなかなか。なかなか。

 ない。

 そこで、シャープペンシルを新宿に探しにいった。まず立ち寄ったのが、無印良品。昔無印良品に鉛筆の形をしたシャープペンシルがあったからである。それを探しに無印良品にいったが。

 ない。

 ないのだ。何故かあの形のシャープペンシルが無くなっていた。次に行ったのが輸入雑貨の店。カラフルなペンが立ち並ぶ中。鉛筆の形状をしたものが・・。

 あった。

 しかし。

 ボールペン。

 なんじゃそりゃ。と思いながらも再び探す。そしてついに見つけた。

 それは細く。力強く。銅色で。芯を出す時の弾力が心地良い。さらには持つところが6角のシャープペンシル。王の中の王。キングオブシャープペンシルがそこにはあった。しかし。

 1300円。

 う。うぅ。高い。高いよ。相当悩んだが、それは無理。1300円のシャープペンシルを買えるほどの勝ち組ではない。だって学生だし。。。

 結局。買わず。

 と。ここで。助教に呼ばれたので。また今度ね。


なんナノ。 [大学院の暮らし。]

一体なんなの。

 昨日。私。先生に呼ばれまして、研究の進捗状況等を話しておりました。まぁこんなこと今やってて、これからはこうしていくつもりです的な話です。

 その時に設計の話が出ました。特になんか別に大変な設計とかではなく、銅版の簡単な設計の話だったんです。
 

 先日。頼まれていました。銅版の設計を。
 私の実験系において、手作りの銅版が必要になりまして、それの設計を頼まれていました。もの凄く簡単な設計なんです。設計なんていったら少し恥ずかしいくらい本当に図工なんです。

 ただ単に。縦6cm横10.5cm高さ0.5cmの銅版が4枚必要だったんです。
 そこで先生に設計書を見せて銅版を発注してもらったんです。

 んで。届いた銅版がこれ。

 縦10cm横20cm高さ0.5cmの銅版2枚。

 こいつを切り刻んで先ほどの私が作らねばならない銅版を作るのですが。

 ちょっと考えてみてください。この(縦10cm横20cm高さ0.5cmの)銅版2枚から、(縦6cm横10.5cm高さ0.5cmの)銅版4枚を作る事。

 これ実は無理なんです。色々斜めに切ったらどうかとか考えてみたのですが。

 無理なんです。もしもできるという方がいらっしゃいましたら、教えてください。

 ただし。もしも縦6cm横10cm高さ0.5cmの銅版ならば。つまり横幅を5ミリ小さくすれば4枚作ることは可能です。

 んただし。その5ミリのために実験系をもう一度組みなおす必要がでてくるかもしれませんが・・・。

 さて、最初の話に戻りますが。昨日先生に言ってみたんです。

 「5ミリ足りないんですけど・・。」

 そしたら先生。

 「たった5ミリでしょ。いけるでしょ。」

 って。いや、確かにたった5ミリかもしれません。皆さんにとっては。しかし考えても見てください。私たち電子部品を作る人間が。数nm(ナノメートル(1ミリの1000000分の1の大きさ))を気にしなくてはいけない人間が。ましてやそれを教授する人間が。

 なんでそこだけ大雑把なんだよ!!!!

 もうホントになんナノ!!何ナノを気にする人間が!!もうなんなんだぁ!!

 っていう洒落た話です。


nice!(0)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:moblog

技官。 [大学院の暮らし。]

 こんにちは。

 研究生活も終盤にさしかかり、最近では、自分なりに自分の研究手順を考えてやっております。目の前にある沢山の「やらなくてはならないこと」に押しつぶされそうになりながらも、どのようにやればいいのかを考えるのは大変ですが決してつまらないものでもありません。

 さて、私。研究手順において加工というものをほぼやったことがありません。それなので、加工手順等は先輩に相談したり、技官に相談したりしなくてはやっていけないのです。

 私の研究室の技官。私は苦手でした。それは非常に細かいからです。大雑把な私の性格とは対照的に、何故そんなとこまで気にするんだというほど細かい技官が。私はどうしても好きになれませんでした。

 しかし、どうしても技官にやっていただかなくてはならない加工があり、先週技官に直接頼みにいきました。

 たった一つの加工を頼みにいったのですが、技官がつっかかるつっかかる。モデル図を描くたびに注意される注意される。結局加工についてではなく、研究手順について指摘され、加工が進まず仕舞い。

 「君これでいいと思ってるの。」

 的なことを言われ、私は。

 「いいと思っているからやっているんですけど。」

 なんて言いながら、言い合いを、良く言うのであれば活発な議論を繰り広げていました。

 最終的に研究手順を見直すことに落ち着き、私は「ありがとうございました。」の一言とともに部屋を出ようとしました。その瞬間。私の背中に向け、技官がこのように言いました。

 「相談はいつでも受ける。頑張れ。」

 と。



















 めっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっちゃ。       いい人じゃん。

 技官が。好きになりました。


生きてる感覚。 [大学院の暮らし。]

 刺激足りない。刺激。もっと欲しい。

 てか刺激って何。

 それは。私にとっては生きてる感覚。毎日が同じことの繰り返し。厳密に言えばそんなことはありえない。今日は今日。明日は明日だ。

 痛い。楽しい。つらい。快感。ドキドキ。わくわく。

 刺激は慣れる。1年前はつらいと思っていたことが、今ではそうでもないなんてことがある。あれほど緊張した研究報告が今ではそうでもない。ただ45分耐えればよい。あれほど嫌だった学校が今ではそうでもない。なんとか頑張れる。あれほど嫌だった学会が今ではそうでもない。軽い旅行気分だ。

 そうやって。人は慣れ。まるで毎日が同じような感覚に陥る。

 実は求めている。先生から電話がかかってくる事を。先生から連絡を請われる事を。先生に怒られる事を。

 何が言いたいかってぇと。今から先生と議論ってこと。だるいってこと。

 でもこれが終われば味わえる。

 生きてる感覚。

 これさえ終われば。うわーーーーーー。こえーーーーーーー。何言われんだろちくしょーーー。うほーーーー。俺生きてるーーーーーーー。


前の10件 | -

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。